12月定例会・講演会
12月14日(金) 14時30分
髙尾野農村環境改善センター・農事研修室
講師 濱田綱正 当会員 演題 「お茶の心と篤姫来駕」
出水市野田町下名の濱田家に伝わる篤姫ゆかりの掛け軸や頂き物の小さなタンス
(小物入れ・ミニ長持)を所有している。
篤姫さま輿(こし)入れの際に、一番の掛け軸でもてなしたという 祖父の話。
お茶の心とは 全てを絶って静かな時間を過ごす。
心を落ち着かせ自分を見つめなおす、とても精神性が高いものなんだということを知る。
茶道を習うことは、すなわち禅の教えを学ぶこと。
茶道はもともと唐の時代の中国から伝わったと言われている。
茶道の精神は禅宗の考え方に基づいており、鎌倉時代、日本全国に禅宗が広まるのと
共に茶道も全国的に広まった。
茶の湯には「薄茶」と「濃茶」がある。
薄茶は一人ずつ別々の茶碗に点てるが、濃茶は複数人数分を点て、ひとつの茶碗で回し
のみをする。
本来、お茶会は茶事(ちゃじ)とよばれ、お客様を招いて懐石料理をいただき、濃茶と
薄茶でおもてなしすることをいう。
最近では薄茶だけのお茶会が多くなってきている。