講演会 講師 花園 勝政(いずみ郷土研究会会長)
演題 私の銀行員生活
銀行をを通して見た わが国の社会は「お金」で動いている
昭和40年に富士銀行に入行。
北九州市の支店を皮切りに大阪、新宿、横浜、文京区の各支店、
最後は本店と35年間の銀行員生活の一端を知ることができた。
・バブル崩壊後、15行あった都市銀行に激震が起き、3つの銀行に再編成され
メガバンク(巨大銀行)が誕生する。
富士銀行は第一勧銀と興銀などを母体に設立された、みずほフィナンシャルグループ
・「みずほ銀行」となる。
・銀行員生活スタートの頃は、札勘定などの基本動作、現金その場限り(その場で勝負)、
守秘義務など、行員としての資質に関することは徹底して鍛えられた。
・銀行員生活の中で、
① 出会った著名人は、江田五月、ミヤコ蝶々、馬場のぼる、仲畑清、緒形拳など。
② 得がたい経験をしたことは、銀行爆破予告事件、株主総会と総会屋、銀行の貸金庫、
我が国 最強の圧力団体「日本医師会」、ある教団とのできごと・・・・等、
興味深く話を伺う事ができた。
高度経済成長後半期の昭和40年代から低成長期の平成10年度頃の、
わが国の社会のできごと、政治や経済のことなど、トップ銀行の
銀行マンとして活躍された話題は、豊富で また機会があったら続編を
願いたいと思う次第です。
「 たかが金・されど金 」 自分の器に入ったお金は大事に 使いましょう
緒形拳