講演会 演題 「運が支えてくれたもの」
講演 講師 高橋義次 氏(いずみ郷土研究会会員)
平成24年5月11日金) 午後3時から 25名出席
【講演概略内容】
◇「自分の事を語ると、脳が喜びを感じる」とあるとおり、自分の喜びを感じる自己紹介を
中心に話が流れていく。
★「運が支えてくれたもの」
・広島で生まれ、昭和18年に阿久根市へ転居したため、原爆に逢わなかった。
・阿久根で大火があり、大火の直前、郷里の出水市へ転居。火災に逢わなかった。
・高校卒業後、新設の出水製紙(昭和57年に倒産)に勤めたが、1年で退社。
・池田勇人の工業立国論で工業高校が増設。工業高校の教員になるため、奨学資金
(月額約7,000円、一定期間教員になると無償)を受けて大学へ進学。
★ 「悪い話は よく流れ」「良い話は 流れていかない」
荒れた○○高校に赴任したとき新聞を発行。生徒の良い面を流すようにした。
★薩南工業高校校長になったとき、人の前で話す機会が多くなり、話題になる話の文言は、
絶えずメモ帳に記入することにした。
例えば
「人は夢を持ち続ける限り、そして前に歩き続ける限り、余生はいらない」等。
★学校の危機管理対策は、子供の頃、集落での子供会活動が役立っている。
★歳をとってから、コンピューターをするのは、たいへん良いことである。
コンピューターの根本原理は、1と0の組み合わせで、1と0の信号だけを使っ
て行う二進法を応用している等。
◇ 高校の授業を交えながら、おもしろく楽しく、会員一同 大変勉強になりました。